皆さん、こんにちは。
えがおの整骨院・聖一色院の石川です。
今回は『本当の五十肩』についてお話していきます。
肩が痛い・肩が上がりにくい、このようなご症状で病院に行ったら『五十肩』と診断されませんでしたか?
そして通院して数カ月経つのに症状があまり改善されない方はいませんか?
もし、あなたが五十肩で通院して数カ月経っても症状が改善されないのであれば、それは全く問題ありません。
むしろ本当の五十肩であればそれが普通なのです。
何か治療を開始してすぐに症状が改善するのであれば、五十肩と診断されていたとしてもそれは本当の五十肩ではありません。
このようなことを言うと「なんで?」と思うかもしれませんが、本当の五十肩であれば治療期間としては、【10カ月以上】はかかります。
一般的に五十肩の基準は
①前からバンザイをしたときに、90度くらいまでしか上がらない
②ズボンの後ろポケットに手を入れるのが痛くてつらい、あるいはできない
③夜寝ていて痛みがある
この三つが全てあてはまれば五十肩の可能性が極めて高いです。
つまりこれらの症状程ひどくはないが肩に痛みがあり、病院で出た診断が五十肩という場合は本当の五十肩ではない可能性があるので、その場合は適切な施術をすれば症状は早く改善する場合があります
基本的に五十肩は疼痛期(急性期)と拘縮期に分けられます。
疼痛期(急性期)は、簡単に言うと「何をしても痛い時」です。寝ていても、動かしていても肩に痛みが出る時期のことを指します。
ただ、この疼痛期(急性期)はおよそ2~3週間ほどで終了します。
五十肩が長引いてしまう理由があるのは、拘縮期です。
この拘縮期はある程度は動かせますが、それ以上は動かすことが出来なくなります。(例:肩が90度以上上げられない等)
拘縮期は肩の組織(筋・靭帯・関節包)などがそれぞれ癒着していまい、肩関節の動きに制限がかかっている状態です。
この癒着を取るのに長い期間が必要になってくるのです。
そのため本当の五十肩はどんなゴッドハンドと呼ばれる先生でも【10か月以上】は期間が必要になります。
当院では、始めの二回の施術であなたの肩のお悩みが本当の五十肩で長い期間治療する必要のある物なのか、それともそれよりも短い期間で症状を改善できるものなのかを詳しくお身体を検査することでお伝えすることが出来ます。
始めにある程度の治療期間の目安をお伝えすることが出来ますので、いつまで通院すればいいのか分からず不安になるようなことはありません。
もし、現在通院しているがいつまで通えばいいかわからない・肩が90度以上上げられない状態が続いているような方は是非一度ご連絡ください。